ゆっくりハッキリと

あがり症

人前でしゃべる経験が少ない人は、私もそうでしたが、どうしても早口になってしまいます。

学生の朗読もそうです。

語尾になると走ってしまい、次の文章との間隔が詰まる傾向にあります。

「一刻も早く、緊張する場面から退散したい」という思いが伝わってきます。

堂々とハツラツと話すことを身につけて欲しいと思い、きょう、ちょとゲームをしてみました。

ゆっくりめに読んでみると1分30秒の文章を使った「朗読ゲーム」です。

時計を見ずに、1分30秒に最も近いタイムで読んだ人が優勝、というルールです。

最初、3回、1分30秒を感じるために、練習時間を設けました。

そしてゲームスタート!タイムに挑戦!!

 

このゲームをやって良かった点が二つあります。

一点目は、発音がはっきりしてきたこと。

二点目は、ゲームに集中して、あがりを忘れたこと。

 

10人が挑戦し、1分28秒を出した2人が優勝しました。

ゲームとはいえ、皆、文章に無理のない抑揚があり、伝わる読みになっていたのが不思議です。

言葉に体当たりする経験を、今のうちに積み重ねていってほしいと願っています。