ヤングアメリカンズのワークショップを、きょうも見てきました。
日本の子供たちが、アメリカの若者に触発されて自分の殻を破っていく姿を目撃できるのが楽しくて・・・。
ああ、いいなあ・・・。
私も小学生の頃、もっと体を動かすことに自信を持てていたらなあ、と思ってしまいました。
私は体育が大の苦手でした。
小学生の体育の授業で、走り高跳びの70センチを飛ぶということをやりました。
私を含めた数人が飛べずに、「飛べるまでそこにいなさい!」と言われて、居残りとなりました。
飛べた他のクラスメイトは、グラウンドで先生と楽しそうに遊び始めました。
私は、居残り組で一番先に飛べたので、クラスに合流できることになったのですが、その時のいやな気持は、今も忘れません。
飛べた喜びなんて、ひとつもありませんでした。
私が抜けたあとにも残される仲間のことを思うと、ぜんぜん喜べませんでした。
体育が嫌いになって、体を動かすことも、億劫になってしまいました。
体を動かすことが楽しいと思えたのは、体育の成績に関係なくなった社会人になってからでした。
運動神経があろうがなかろうが、体を動かすことは楽しいことです。
それを、子供の頃から感じられれば幸せです。
教育の行き詰まり感を打開するヒントが、ヤングアメリカンズにあるような気がしました。
さて、ショーを作り上げていくワークショップですが、私はひそかに、音響担当の若者の動きも気になって見ていました。
トレッドヘアで細身のヤングアメリカンズのメンバーです。
音を出すタイミングが絶妙!
きょうのワークショップで、音響担当のその若者が、近くのスタッフと話し込んでいて、ステージのメンバーの合図に気づかない場面がありました。
どうするのかな?と思って見ていると、ステージからメンバーが音響卓に駆け寄ってきて、音を出していました。
叱責することもなく、お互いニコって。
担当はあるけど、全員がステージを理解している証拠。
全員がなんでもできます。
音響担当の若者も、ダンスもしていました。
だからこそ、音を出すタイミングがわかるんですね。
明日は、完成されたショーが16:30から長野市民芸術館で見ることができます。
楽しみです!