外郎売りの暗記

伝える

すごいです!

上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)の学生たちは、外郎売りの全文をほぼ暗記しちゃいました。

「暗記するように」という課題を出したこともありません。

暗記が目的で読んでいたわけでもありません。

毎回の授業の最初に、クラス全員で、大きな声を出して、一音一泊を意識して読んできただけです。

きょう、試しに、何も見ないで外郎売りを言えるかやってみました。

すると、どうでしょう!

頭ではなく、口が勝手に動いている感じです。

学生自身が、暗記しちゃっている自分に驚いた様子でした。

 

学生たちは、20回も読んでいません。

ゆっくりと読みますから、7分ほどかかります。

入学直後の春、「外郎売りは、覚えられると思うよ」と学生に言うと、「無理!」という返事が返ってきたことがウソのようです。

無理と思えたことも、積み重ねによって、達成できるという貴重な体験をしました。

声を出す効果も、実感したようでした。