うえまつ君の受難

まていに

朝、松本市のなわて通りを散歩。

店が開店する前はとても静かです

地下水も湧き出ています。

そして、信毎メディアガーデンでコーヒー

こちらでは、信濃毎日新聞はじめ、中央紙も読むことができます。

そこにあった注意書きが、珍しい!

「新型コロナウイルス感染防止のため。新聞をめくる時に指をなめないでください」というようなことが書かれていました。

いるいる、指なめちゃう人(笑)

中学の国語の先生、指をなめてプリント配っていたなあ。

思い出してしまいました。

うえまつ君は、「指ぺろっ」の一番の被害者だったなあ。

 

中学の国語の先生は、おじいちゃん先生でした。

プリントを配るとき、いつもペロって指をなめていました。

テストの返却は五十音順。

クラスのトップはうえまつ君。

うえまつ君のわら半紙のテスト用紙には、いつも、先生がなめた指の跡が・・・。

そして、ある日・・・

テストの返却でトップのうえまつ君に、国語の先生が申し訳なさそうに「孫がうえまつ君のテスト用紙をくしゃくしゃにしちゃって。アイロンをかけておいたけど、本当にすまんね。」と言いながら返却していました。

当時は、先生は家に持ち帰って採点していたんですね。

うえまつ君のテスト用紙は、アイロンをかけてあってもくしゃくしゃでした。

一番上に置いてあったうえまつ君のテスト用紙を、お孫さんがいじっちゃったんですね。

うえまつ君はいつも大変だなあ、と思いました。

そういえば、先生は毎回毎回、授業で「辞書は世界一の教師なり」と言っていました。

今も私の頭には「辞書は世界一の教師なり」が刷り込まれています。

 

散歩の途中、松本城近くのわさび店でわさび漬けを買いました。

小口わさび店さんです。

こちらのわさび漬けの酒かすが、とても上品で大好きです。

大吟醸の酒かすで、2種類(とおっしゃっていたと思います)をブレンドされているそうです。

色白の酒かすに、細切りのワサビは、肉料理にちょっと添えるとさっぱりとします。

北アルプスからの湧水で、おいしいワサビも育ちます。

久しぶりに散歩して、うえまつ君のことも思い出して、なつかしさがこみあげてきました。