宇宙の息づかい

まていに

ある人が今朝、息を引き取りました。

きょうは、きれな夕日でした。

亡くなったその方は5日ほど前、私の夢に突然現れました。

近くにいるわけでもないし、近況も知らなかったので、なぜ私が、その方の夢を見たのか不思議でした。

夢では、私が話しかけても、返事もせず部屋に入っていってしまいました。

赤く染まった西の空を見ながら思いました。

地球上では、きょう、失われた命があった、生まれてきた命もあった。

それなのに、天地は動じず、息をし続けている。

少しだけ、宇宙の息づかいを感じたような気がしました。