「ついつい」はない

まていに

新年度がスタートしました。

そこで、あらためて良寛さまの戒語を書き出してみました。

3月27日のブログであった戒語の第二弾です。

一、かえらぬことを幾度もいう。

一、人のいやがるも知らず長話。

一、人のものいいきらぬ中にものいう。

一、人のいうことをよくききわけずにこたえをする。

一、この人にいうべきことをあの人にいう。

一、人の器量のありなし。

一、人の寝てからの大はなし。

一、かしましくものいう。

一、すべてことばはしみじみいうべし。

一、いうたことはふたたびかえらず。

言葉で、他人を傷つけたり、気分を悪くさせてしまったことがあります。

言葉は取り消せません。

最近「ついつい」言ってしまった、ってあるのかしら、と考えることがあります。

「つい」はないのではないかと。

心の底でそう思っているから、口から出るのではと思います。

良寛さまの戒語にあるように「言葉はしみじみと」と自分を戒めて、新年度を始めたいと思います。

きょうから新しい3年日記です。

3年日記を書き始めて10年目に入ります。時の流れが速くて驚きます。

きのうで書き終わった3年日記を初めて書いた3年前、「どんな日記が記されるのかな」と思ったことを、つい最近のように思い出します。

まていに毎日を過ごしていきたいです。