「時間が通貨」の経済

まていに

「時間が通貨になる」経済システム。佐藤航陽氏はじめ、多くの人が言っていました。

時間の銀行「タイムバンク」とか言われても、何のことやら??

「4次元を理解しろ」と言われているほど、わかりません。

きょう、NHKの「世界街歩き」のフランス・パリ編をテレビで観ていたら、まさに、時間を通貨にするところがでてきて、ちょっとだけ、「そういうことかなあ・・・」と思いました。

女性が、自分の得意分野を活かして、青空教室みたいなところで、数人の子供に教えてあげていました。

すると、非営利活動団体みたいなところの男性がやってきて、女性に小切手を手渡していました。

「30分ですね」と男性が言いながら、小切手を女性に手渡しました。

小切手には、女性が子供に教えた時間の「30分」が記されていました。

女性は、小切手にある時間を、自分が学びたい講座の受講時間に換えて、受講するそうです。

「労働のために捧げた自分の命の時間との引き換えが、給与」、と考えれば、お金で支払われず、時間で支払われるのも「あり」でしょうね。

 

時間を通貨とする経済システムが、どこまで広がるかはわかりません。

しかし、これからの10年がこれまでの200年に匹敵するスピードで変化すると言われる時代です。

いつか、このブログを自分が読み返して「あの時は、まだ、こんなことで驚いていたんだなあ」と思う日がくるんでしょうね。