腹式呼吸の時に意識するのが「丹田」
おへその下です。
歩く時も、丹田を中心に足を出す意識をすると、スッと背筋も伸びて、軽やかに歩けます。
近年、この丹田の力が弱くなっていると言われています。
小学校の体育座り、これは、おなかを折り曲げてしまうので、丹田に力が入りません。
椅子に座る時も、丹田が天井を向くほどに背もたれに寄りかかっていては、腹式呼吸もできず、呼吸が浅くなります。
前かがみになってスマホをやっている時も、呼吸が浅くなります。
良い姿勢は、丹田を使うために大切です。
空手をやっていたという学生に聞いたら、やはり丹田に力を入れる指導を受けたそうです。
良い姿勢、腹式呼吸、これが、精神面でも健康面でも、発声の観点からも大切になってくるのですが、全てに共通するのが「丹田力」。
「丹田力をアップさせよう!」を合言葉に、私も学生たちと一緒に意識していこうと思います。