卒研グランプリ

伝える

上田情報ビジネス専門学校の卒業研究のグランプリを決める「卒研グランプリ」が,、きのう、上田市のサントミューゼで開かれました。

私は司会の大役をさせていただきました。

卒研に取り組んだ学生は総勢260名。

グランプリに向けて、選抜されたチームが大きな会場のステージで発表をしました。

各チームの発表が終わり、最後、全員がステージに上がり、表彰が行われました。

最後のグランプリの発表の前に、準グランプリの発表があります。

準グランプリで名前を呼ばれる、ということは、つまり、グランプリを逃すということになります。

私が1年間、話し方を教えてきた「ビジネス・プロコース」の代表の学生が、準グランプリで名前を呼ばれました。

司会の私が「おめでとうございます。どうぞ、前へ・・・」と言って学生を見ると、全く笑っていません。悔しさで口は真一文字に。

ステージ上で「今の気持ちは?」とインタビューすると、「悔しいです」の一言で、それ以上は、聞くこともできませんでした。

大会が終わって、準グランプリの学生に声を掛けると、我慢していた悔し涙があふれてきました。

泣けるほど仲間と必死に取り組んできた学生。

素敵です。

私には、それほどの経験がない・・・。うらやましい。

その学生たちの発表はとにかく素晴らしかったです。

教室で見せたことのない、大人の表情で凛々しかった。

話し方も急激に上達していて、底力を見せてくれました。

どれだけ、このグランプリにかけてきたかが伝わってきました、

私は学生を通して、私ができなかった、「泣けるほど必死に取り組む」という疑似体験をさせていただいているのだと、つくづく、今の仕事に感謝しました。

きのうは、疲れてブログも書かず、おいしいワインを飲んで眠りました。

きょう、ウエジョビのホームページに、少しだけ卒研グランプリの様子がアップされていました。

まもなく、学生たちの姿もアップされると思います。

すばらしい卒研グランプリでした。