私の授業の様子を、三脚にビデオカメラを据えて撮影する機会をいただきました。
その映像を自分でも見てみると・・・
自分の姿を見るのは嫌なものです。
やはり、撮影してチェックするのは大切だと実感しました。
気付きがあります。
そのうちの一つをご紹介します。
授業の始めに、出欠をとるために名簿を見ながら学生の名前を呼びます。
私の「〇〇さん!」の呼びかけに、呼ばれた学生は「ハイ!」と元気よく手を挙げて答えてくれます。
その学生の返事に対して、私が「ハイ!」と声を出す時と、声を出さずにアイコンタクトを終えて名簿に目を落とす時がありました。
学生の立場に立ってみると、『あれ?私の時は、先生何も言ってくれなかった。返事が良くなかったからかなあ』と、余計な心配をさせることになっていたのでは、と思いました。
こんなことも、ビデオをチェックしてみなければ気づきませんでした。
きょう、学生たちに「ごめんね。私がハイ!って言う時と言わない時は無意識だったの。」と、ビデオを見て気づいたことを伝えました。
それと同時に、自分の姿をチェックすることの大切さをお伝えしました。
スポーツでも、楽器でも、もちろん、あがり症克服でも、画像のセルフチェックは有効です。
また機会があれば、自分の授業のチェックをしたいと思います。