「話す」はバイオリン練習と同じ!?

伝える

保育園の頃、お友達のバイオリンを見て、心を奪われました。

「お母さん、バイオリン習いたい!!」

ヤクルトの空き容器にアイスクリームの棒でバイオリンを弾くまねをしていました。

母親も、その姿に、心がグラッとしたそうですが、結局、バイオリンは習わせてもらえませんでした。

それから、うん十年・・・。

社会人になってから、「今から習えばいいじゃない!」と、気づきました。

そして、念願のバイオリンを購入。

バイオリン教室に通い始めました。

3歳の子と同じ「キラキラ星」から練習です。

弓を持つ右手のに意識が行くと、弦を押さえる左手が全然ダメでひどい音程に。

今度は弦を押さえる左手を意識すると、右手の弓が斜めになって、おばけみたいな音に👻

でも、練習を重ねると、両方、同時にできるようになってきます。

 

「話す」ことも同じだと感じています。

視線、声の大きさ、滑舌、語尾、抑揚、スピード、呼吸、表情、間・・・・。

これを、同時にできるようになるには練習が必要です。

ひとつひとつ、丁寧に(まていに)やっていく。

この繰り返しが大切ですね。

 

ゴルフも同じではないでしょうか。

頭、グリップ、肩・・・。意識するポイントをひとつずつ、コツコツと練習すると、ある時、飛距離が伸びたり、真っ直ぐに飛んだり。

 

社会人になってから、「話す」こと、「伝える」ことの重要性に気づき、プライベートで話し方の講座を受講する方も多いですね。

私は、社会に出る前の学生に、ひとつひとつ積み重ねながら、指導しています。

学生は、ある時、急に上手くなるんです。

各要素が混ざり合う時なのでしょうか?

これが、うれしくてたまりません。

明日も、そんな学生の姿を見るのを楽しみに、教室に足を運びます!