幼少の頃、ヴァイオリンを習いたかったのですが、ピアノならいいというので、ピアノを習っていました。
大人になって始めたヴァイオリンでは、ピアノとの違いに驚きがありました。
楽器が違うので、もちろん違うのですが、考え方というか、ピアノから入ったがために、驚いたり戸惑ったことです。
その一つが、これです。
ピアノは「ドの♯」と「レの♭」は、同じ鍵盤なので、同じ音です。
ヴァイオリンは「♯は高め」「♭は低め」に弦を押さえることを教わりました。
うわー!
だから、ハートがぞわっと震える音色になるんだなあ、と驚きました。
もう一つの違いには苦労しています。
それは、ピアノは指で鍵盤を押さえたタイミングで音が出ます。
でも、ヴァイオリンは、①左で弦を押さえて ②弓を弾く弦に乗せ ③弓でひく
この3つを同時ではなく、瞬時に①②③の順番で行わなければいけません。
故鈴木鎮一先生は「1指・2弓・3発射」とおっしゃられています。
これが、大人になって始めた私には大変です。
弓がその位置に準備できていないうちに弓をひいてしまったり、左手と右手のタイミングが合わなかったりです。
きょう、ベルリン放送交響楽団のコンサートのチケットを購入しました。
3月22日(金)に長野市にあるホクト文化ホールでのコンサートです。
諏訪内晶子さんがヴァイオリンで、ブラームスのヴァイオリン協奏曲が演奏されます。
ハートが震えるんだろうなあ・・・
今からすごく楽しみです。