音訳をする部屋です。
きのうから、籠ってやっています。
使う音訳ソフトは、長野県上田市上丸子に本社があるシナノケンシさんの「プレクストーク」です。
これが、全国のスタンダードになっているとは、音訳をするまで知りませんでした。
きょう、音訳をやっていて知り合った全盲の女性、ハナさん(ニックネーム)と、偶然、電車が一緒になり、車内でたくさんお話ししました。
降りる駅の手前で電車が減速し始めると、「いつも、迷っちゃうんですよね。いつ席を立とうか・・・」と言いながら、席を立ち始めました。
早め早めの行動に心掛けていらっしゃるのがわかりました。
私の場合は、降りる駅に近づくと、景色を目で確認してから降りる準備を始めます。
ハナさんは、減速の感じ、車内のソワソワ感を、全身で感じながら降りる準備をしているんですね。
早く席を立ちすぎてしまうことも、しょっちゅうなのでしょう。
降車駅のホームには、駅員さんがエスコートのために待っていてくれました。
こうしたことも「先輩方が声を挙げてきてくださったおかげです」とおっしゃっていました。
感謝の気持ちを素直に言葉にできる、本当に素敵な女性だなと、思いました。
きょう、ハナさんと会ったのは、偶然ですが、必然だったように解釈します。
「音訳を頑張りなさい!」ということなのでしょう。
そんな訳で、少し頑張りました。
あすも、丸一日、頑張ります!