我が家の玄関にある御守犬。
奈良市にある法華寺を訪れたときに買ってきました。
尼僧が一つ一つ心を込めて作っていらっしゃるのが御守犬です。
だから一つとして同じものはありません。
この御守犬を見る度に、光明皇后の慈愛の心を感じます。
法華寺に伝わる伝説です。
光明皇后はお優しい人で、法華寺の浴室で、俗人をお風呂に入れてあげていました。
お風呂といっても、サウナのようなもです。
ある日、全身が膿だらけに病んだ人が現れました。
光明皇后は、その人を、嫌がることなく膿を洗ってあげたそうです。
すると、その人は姿を変えて・・・阿閦(あしゅく)如来だったという言い伝えです。
新型コロナウイルスの患者さんの治療にあたった医療関係者とその家族をばい菌扱いするといった悲しいニュースが流れてきていました。
最近特に、法華寺の御守犬を見ては、光明皇后の伝説を思い出しています。