信州の“お茶地獄”

まていに

静岡県に住む知人から、新茶が届きました!

 

お茶といえば、信州のお茶事情。(もしかしたら、我が家周辺の一部かも?)

昔、県外に住む姉の友人が、家に遊びに来てくれたことがありました。

お茶をお出しして、うちの家族と一緒におしゃべりして楽しいひと時を過ごしました。

湯呑茶碗のお茶が半分くらいになっているのに気付くと、母は急須にお湯を注いで、つぎ足します。

万が一、お客様が飲んだ湯呑が空っぽの状態でほったらかしにしてしまえば、『もうそろそろお帰りください』という意思表示かと思われてしまうのではないか・・・そんな理由かどうかはわかりませんが、信州の田舎では、お客様が飲み干さないうちにお茶を足していきます。

最初のいれたてのお茶を飲み干さないうちに、急須の出がらしにお湯を注いで湯呑につぎ足すのですから、お茶の香りもあったものではありません。

これが、信州の田舎の“お茶飲み”です。

都会では、別の湯呑茶碗に新しいお茶をいれて、茶たくとともに入れ替えてお出しするんでしょう。

“おかずかっ!?”ってくらいに漬物や煮物、お浸し、酢の物も食卓に並びます。

 

さて、楽しいひと時も終わり、姉の友人は帰っていきました。

後日、その友人は姉に、こんなことをつぶやいたそうです。

「お茶を残して帰るの悪いから、飲み干そうと思うと、次々とお茶が注がれて・・・。飲んでも飲んでも終わらないし、お茶地獄かと思ったよ!」

習慣の違いを実感し、「お茶地獄」のナイスな表現に笑っちゃいました。

 

さあ、新茶!

心を静めて、“まていに”入れて楽しませていただきます!