おばけの絵。
髪の毛が後ろにだらーっと。
手は前に、「うーらーめーしーやー」って。
足はありません。
これは、人間の弱い心を表している、ということを本で読んだことがあります。
後ろに垂れた髪の毛は、どうすることもできない過去の失敗やうらみつらみに固執する様子を表したもの。
前に垂れた手は、「試験に失敗したらどうしよう」など、この先のことを、くよくよ考える姿を現したもの。
そうなると、おばけのように、地に足がつかなくなる。
今、この時を生きていない姿だというのです。
「今、この時」の積み重ねが人生。
人生で一番若い「今日」という日を無駄にしないように。
学生たちにも、「おばけにならないように頑張ろう!」と、声をかけました。