上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)は、きょうも休むことなく授業でした。
授業では声が出るまでを、少しだけ説明しました。
①吐く息が気管を通過
②声帯を振動
③音の原音「ア」
④口腔内や鼻腔、頭蓋骨、頬の筋肉を使って「顔の共鳴体」で振動させて
⑤体全体に振動波を伝えて拡張
こんなに大変なんですね。
腹式呼吸も、弛緩した体も、表情筋の動きも、どれも大切なのがお分かりかと思います。
そして、学生たちは「外郎売り」に初挑戦!
反応は「楽しい!」「おもしろい!」
去年もそうでしたが、この反応は、意外で驚きました。
言葉の持つリズム、音がからだに心地よいのでしょうか。
ごぞんじないとはもうされまいまいつぶり
つのだせ、ぼうだせ、ぼうぼうまゆに
うすきねすりばち ばちばち、ぐゎらぐゎらぐゎらと
はめをはずしてこんにちおいでのいずれもさまに
あげねばならぬ うらねばならぬと
いきせいひっぱり とうほうせかいのくすりのもとじめ
やくしにょらいもしょうらんあれと
ほほうやまって ういろうは いらっしゃりませぬか
こんな調子で終わります。
上手く読もうなんて考えず、思うままに声を出す。
みんな笑顔で、声を出しました。