ヴァイオリンを習い始めるまで、どうしてオーケストラのヴァイオリンの弓はみんな揃うんんだろう、と不思議に思っていました。
私の初心者レベルですと、楽譜に示されています。
プロのオーケストラではコンサートマスターが指示する場合もあるそうです。
コンサートマスターが、ある音を弓のアップでいくかダウンでいくかを決断し仲間に伝えるまでのドキュメントがテレビで放送されていました。
アップでいくか、ダウンでいくか、考え抜かれていたんですね。
すごい世界です!
きのう、ヴァイオリン教室に行ってきました。
新たに、ヴァイオリンならではの技法を教わりました。
弦を押さえる左手ですが、普通はしっかりと木の部分(指板)まで押さえます。
ところが、弦にそっと触れるだけにする技法です。
先生が「タンポポの綿毛にふれるようにそっと」と教えてくれました。
こうすることで、音色が変わります。
ピアノから入った私は、またもヴァイオリンならではの音の表現を知り、楽しくなりました。
それと同時に、「タンポポの綿毛にそっと触れるように」という先生の伝え方が素晴らしいと感激してしまいました。