首都圏に住む姉から、宮崎牛が送られてきました。
コロナウイルスの影響で、高級なお肉を扱う業者さん(姉の友人の知人)の倉庫がいっぱいになってしまったという話を聞いた姉が、私へ送ってくれたのです。
旅館やホテル、飲食店へなどへ、和牛を出荷する機会がめっきり減ってしまったそうです。
宮崎牛といえば、和牛コンテストで日本一を獲得している最高級のブランド肉です。
業者さんからのお礼の手紙が入っていました。
「今般の新型コロナウイルスの影響で和牛の消費が減少し非常に厳しい状況にあります。(略)皆様のお手元に県産畜産品をお届けすることが、畜産農家の経営安定につながり、畜産関係者の活力となります。」
お肉を見てビックリ
サシがすごく美しくきめ細かい!
どれほど畜産農家の方が手塩にかけて育てたものかと思うと、ちゃんと調理して味わうことが、私からの敬意の表し方だろうと思いました。
調べてみました。
普段の牛ステーキは肉を室温に戻してから焼くのですが、ここまで見事な霜降り肉なので、冷蔵庫から出してすぐ焼いたほうがいい、という情報がありました。
それには納得。脂がのっているから室温に戻すとダレてしまうだろうと思っていたからです。
そして、塩・コショウは強めに(脂と一緒に流れちゃう)
フライパンをアツアツにして強火で焼いて、裏返してからはちょっと焼いただけですぐ火を止める。
フライパンも、しっかり焼き付けられるテフロン加工ではないものを使いました。
焼いている時の、香ばしい香り。
香りだけでもごはんが食べられそうです。
ワサビや柚子こしょうで食べてみようと、箸でつまめるサイズに切って食卓へ!
焼けたらすぐ食べる!これ大事!
という訳で、盛り付けが雑で恥ずかしいのですが、あわてて一枚だけ写真を撮って・・・
口に入れて、その柔らかさに驚き。
脂がジュワーと口の中でとけるようでした。
ワインはジュブレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ アンヌ エ セバスティアン ビドー
マリアージュはバッチリでした。
姉が、私へのプレゼントという形で協力し、私はその恩恵に預かれました。
こんな高級なお肉を食べたことがない私は、その美味しさを知ってしまいました!
宮崎牛と出会わせてくれました。
感謝!
こんな時だからこそ、極上品に出会って勉強するチャンス。
信州牛も同様に、消費の落ち込みが厳しいそうです。
美味しい応援もいいですね。