黙って見守る難しさ

まていに

初詣は元日に、別所温泉にある北向観音へ。

そして、きょう2日は菩提寺へお参りと新年のご挨拶に行ってきました。

 

菩提寺は、最近、住職を、息子さんへ引き継がれたばかりです。

ご引退されたお父様は、きっぱりと、新しく住職になった息子さんへ一切を任されているそうです。

徹底して、一切、お寺のことでは口を出さないそうです。

「引退」といっても、まだまだお元気ですので、「何と潔い!」と、感心していしまいました。

若いご住職の成長につながると、ご判断されてのことだと思います。

 

私は、仕事を後輩へ教える時など、あれこれと細かく教えてしまう悪いところがあります。

心配になってしまい、つい、口を出してしまいます。

仕事の段取りまでしてあげてしまいます。

それは、ただ自分が安心するだけなのです。

わかっていても、つい「助言」と言い訳しながら、口を出してしまいます。

これでは、後輩が育つことはできません。

 

 

失敗することも見越して、許容範囲の失敗なら経験させる、どうしても危ない時だけ助ける、こんなふうに、愛情を持って見守ることができたらなあ。