毎日使う湯呑茶碗を買い求めようと、学校の帰りに陶器店に寄りました。
夫と私の分の2つを探して・・・。
「これいいな」と思うものは、どれも夫婦茶碗になっていて、青系に色付けされたものは大きく、赤系が小さいものでした。
二つ同じ大きさならいいのに・・・。
私は、食べる量も、お茶の量も、夫と一緒です。
夫婦茶碗って、いらないよー!
これじゃ、私、ちょっとしか飲めないよぉ
毎日使う、茶碗やマグカップは、気に入ったものを使いたいものです。

私が今、毎日使っているマグカップは、夫から結婚前にプレゼントしてもらったNARUMIのものです。
使い続けているので、取っ手の部分は擦れて、塗り薬が剥げて色が変わっています。
口をつけるところが少し欠けてしまっています。
でも、飲み心地がよくて、とても気に入っています。
私のマグカップは薄くて、コーヒーでもお茶でも、口に運んだ時に美味しく感じられるのです。
これがもし、壊れたらと思うだけで、悲しくなってしまいます。
同じ柄で同じ大きさ、一見全く同じマグカップを見つけましたが、口をつけるところの厚さが違っていて、厚ぼったいものでした。なので、買いませんでした。
「欠けているマグカップを使うなんて、いけないかな」と、思っていたところ、アメリカの絵本作家のターシャ・テューダーさんが、同じように欠けたマグカップを大切に使っているのをテレビで観ました。
嬉しくなりました。
気に入ったものは、ちょっと欠けたくらいでは手放したくありません。
(ターシャさんは、お亡くなりになってしまいましたが、自然に身を任せ、時給自足の生活をしているライフスタイルが、本当に素敵でした。)
形あるものは、いつかは壊れてしまいます。
壊れたら悲しいな、と心配して、大切にしまっておいても、もったいないし。
大切に、使っていこうと思います。
毎日使うものは、気に入ったものにしたい、という思いから、きょうは湯呑茶碗を購入するのはやめておきました。