マスクを洗ってくれた母

まていに

新型コロナウイルス問題で、「不要不急な外出を控えるように」という国から国民への呼びかけを受けて、外出を控えていた親。

さすがに滅入ってしまうだろうと、大町市の青木湖までドライブしました。

日陰の道路には、うっすらと雪が残っていて、“タイヤをスタッドレスにしておいて良かった”と、今シーズン初めて感じました。

雪を頂いた山からの冷たい風が湖面を渡り、とても空気が美味しい!

思いっきり深呼吸!

 

庭のフキノトウをおみやげにもらって実家から自宅に帰る車の中で、「あっ、外したマスクを置いたままにしてきちゃった!」と、気づきました。

道路脇に車を停めて電話をして、「捨てておいて」と伝えると、電話口の母は「はいよ」と。

 

家に着いて“無事着いたコール”を入れると、何と!「マスク洗ってアイロンかけておいたよ」と誇らしげな母の声。(後日あらためて話しを聞いたら、アイロンはかけていなかったそうです。聞き間違えでした。)

意外な言葉に驚いてしまい、つい、「えっ?!捨ててって電話したのに」と言ってしまいましたが、洗ってくれた母の姿を思い浮かべて、すぐに・・・

「でも、そうだね。今、マスクは貴重だからね。ありがとう。」って感謝の気持ちを伝えました。

使い捨てマスクを、洗ってくれたとは・・・。

じわ~んとしちゃいました。

そうしたマスクをしていいのか悪いのか、専門的なことはわかりません。

でも、私にとっては宝物。

使い捨てのマスクが、「母の愛情たっぷりのマスク」に変身したからです。