負けてさわがれる歴史になれ

まていに

上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)を巣立ち、社会に漕ぎ出した卒業生たち、元気にやっているかな?

卒業生の顔を思い浮かべています。

最近になって、ウエジョビの卒研ブランプリで、グランプリを逃し、準グランプリになったビジネスプロコースの学生の流した悔し涙を、強く思い起こしています。

準グランプリになった学生たちの発表は素晴らしかった。

始めの挨拶から「よろしくお願いします」とマイクを使わずに、観客に心を込めて挨拶していたのはビジネスプロコースでした。

この学生たちとは、授業で「話し方」を一緒に学んできました。

真剣な姿、おなかの底からの発声、はっきりとしたしゃべり方。

学生たちは一生懸命、授業で習ったことをやってくれていました。

授業をちゃんと聞いていてくれたんだ!

それを、あそこまで素直に実践してくれた!

それを考えただけで、私が泣けてしまいます。

グランプリを逃した悔し涙・・・

ウエジョビの先生方も、その涙に感動して、今でも語り継いでいます。

泣けるほど一生懸命に取り組んだビジネスプロコースの学生たちに心を動かされました。

私の好きな言葉が頭に浮かびます。

勝って騒がれるより

負けて騒がれる歴史になれ

グランプリを逃して流した涙は、グランプリを目指して一生懸命やったからこそです。

一生懸命やらなければ、今、ウエジョビで語り継がれるほどの感動を与えなかったでしょう。

ビジネスプロコースの学生たちは、“負けて”語られています。

グランプリを受賞していたら、その時は語られても、語り継がれることはないでしょう。

授業では、入社した時のために、自己紹介も練習しました。

素直に学び続けてくれた卒業生たちは、きっと、会社の先輩方の前で、堂々と自己紹介したことでしょう。

不安と緊張の毎日だと思いますが、大丈夫だよ!

大丈夫!

卒研グランプリで流した悔し涙は、今後、どれだけ自分を励ます涙になるでしょう。

それだけの素直さがあれば、一人じゃないよ!

頑張れ!卒業生たち!!