どうしても大きな声が出ない・・・
こんな悩みを持っている方も多いと思います。
私の持っているサンプル数が少ないのですが、声が小さい人は、口を閉じて息を吐きながら唇をブルブルと振動させることが苦手なようです。
息が勢いよく出なければ唇が振動しません。
「うー」と声を出しながら唇を振動させることは、なおのこと難しいようです。
息を出す時に、声帯が緊張していれば、うーという声を出すことは難しいことです。
そんな訳で、35人ほどのクラス全員で唇ブルブルをやりました。
ヴーって。
さらに、その音をジェットコースターのように、上げたり下げたり。
楽しいクラスなので、笑顔いっぱいに「ヴー(ブルブル)」が教室に響きました。
唇がブルブルできなかった学生は、「練習してできるように頑張ります!」と。
家で、「うー」「ヴー」と急に言い始めた子供を見て、親御さんたちは「学校で何を教わってきたの?」と、不安に思うでしょう。
①息を出す ②声帯が振動する、という声を出すための基本中の基本。
これができているかを確認するには、有効かと思います。
ちなみに、唇ブルブルのことを「リップロール」と言います。
発声の訓練方法の一つでもありますので、やってみる価値はありそうです。