骨折日記㉔ プレート除去手術

橈骨遠位端骨折

骨折してから6か月半。

きょうは、プレートを除去する手術です。

手術前の手です。

 

9時に手術室へ。

無機質な感じが緊張感を高めます。

左手だけの麻酔なので、意識はあり。

心電図のピ・ピ・ピという音が、私のドキドキを表現してます。

 

いよいよ、開始。

途中、指先の感覚が戻ってきたような気がして「途中で麻酔がきれたらどうしよう・・・」と不安になってきました。

すると、心電図のピ・ピ・ピが早くなる。

深呼吸すると、ゆっくりのペースにもどる。

「もし、咳込んだらどうしよう」と、要らぬ心配をすると、ピ・ピ・ピ音がが速まる。

「キレイなこと考えよう!」と、先日見た夕日、朝の樹氷を思い浮かべると、ピ・ピ・ピがゆっくりに。

心の中を覗かれてるようで恥ずかしいなあ。

 

「1,2,3,4,・・・」と、抜いたネジの数を確認するドクターの声がしてきました。

静かにネジが抜かれていたことに驚きました。

以前、同じ手術を体験した方に聞いたところ、「プレートをはがす音が、ベリベリとした」と。

プレートをベリベリとはがす音も、ありませんでした。

いつ、プレートが外されたのか、全く分かりませんでした。

 

手術が終わって、車いすで、外来の処置室に戻り、時計を見たら10:20

1時間20分が経過していました。

 

これが、取り除いたプレートとネジです。

プレートに、蝶つがいがあると思い込んでいたのですが、1枚の金属でした。

レントゲンを見せていただくと、骨にネジの穴が開いてました。

それが塞がるのには、2~3ヵ月かかるそうで、それまでは、強い力で手をつくのを避けるように、とのことでした。

腕は、麻酔でぶらーんとしてしまうので、三角巾で吊るしてもらい帰宅。

 

今、手術から10時間経過しました。

ようやく、腕を自分の意思で動かせるまで、麻酔が切れてきました。

まだ、痛くない。

これから、麻酔が切れたら痛いのかな?

手は腫れてパンパンです。

 

〈追加の報告〉

手術までの2週間、コロナ予防のため、病院のご指示で体温を計測してきました。

低体温症であることに気付きました。

運動しなくちゃ!