「心に鏡池を」

伝える

きのう、上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)が開催した高野登さんの特別講演会。

比田井美恵校長先生も、感激してブログhttp://hidaimie.naganoblog.jp/e2387853.htmlに書いていらっしゃいます。

講演で、学生からの質問がありました。

「高野さんが若い頃、どういう心を持って過ごしたのか」という質問です。

高野さんは、次のようにお答えになりました。

高野さんは戸隠の生まれ育ち。

戸隠には、鏡池があります。(写真)

風がなければ、鏡のように、周囲の美しい山や木々が写ります。

風があって波だつと、鏡のようになりません。

戸隠では、「心の中に鏡池を持つ」という言葉があり、子供に教えて伝えているそうです。

ざわざわとした心をなくし、澄んだ心になろうという言葉だそうです。

高野さんは、子供の頃から教えられてきた「心の中に鏡池を持つ」ことを意識して過ごしてきていらっしゃるそうです。

そのために実践していることが、「深呼吸をする」ことだと教えてくれました。

朝起きて、ゆっくりと深呼吸をするそうです。


 

そのお話しを聴いた学生が、私の方を振り向きました。

私も学生もびっくりしました。

私の授業では、腹式呼吸を毎回、やっています。

2分間で、吸って吐いてを6セットのペースです。

腹式呼吸の効果は、美しい発声だけでなく、精神を整えることにも効果があります。

腹式呼吸は、あがり症克服協会でも、その効果を伝えています。

 

きょう、授業で、腹式呼吸をやりました。

高野さんのおかげで、モチベーションがアップし、姿勢正しく腹式呼吸をしてる学生は、まさに「心に鏡池」状態でした。