音訳のためにボランティアセンターへ行ってきました。
録音ブースの中には、仲間の声が吹き込まれたカセットテープがあります。
やまびこ会の先輩が、先日、骨折をして、動けない状態だった時、このテープを借りていって、枕元で流していたそうです。
話しの内容に耳を傾ける元気もなかったそうですが、そんな状態でも、「人の声」は癒しになったと、お話ししてくださいました。
「人の声」には、ぬくもりがあり、安心するんですね。
癒しを届けられるように、声も心も磨いていかなければ、と思いました。
目の不自由な会員さん(利用者さん)は、俳句がお好きな方が多いんです。
短い中に、情景がたっぷり入った俳句。
お読みするうちに、季語を知ったり、世界が広がっています。