直観と直感

まていに

夕方、自転車で買い物に出かけました。

神社の森の高い木から、カッコウの鳴き声が聞こえてきました。

木が風でサワサワと音をたてて、カッコウの鳴き声が響いて、とても気持ちが良かったので、自転車を降りて、しばらく、その場にいました。

私の横を、2台の自転車が追い抜いていきました。

先をゆっくり行くのは、若いお父さん、その後を追うのは、子供用の自転車をこぐ小学1年生くらいの女の子。

2人の会話が聞こえてきました。

「お父さん、あれ、本物?」と女の子。

「本物のカッコウだよ。」とお父さん。

その会話が可愛かった。

本物を見極める力を育むことは大切だなあ、これからの時代は「直観力」だよなあ・・・

 

そういえば!

「直観」と「直感」の違いは何?

とりあえず、岩波の国語辞典(第七版)で調べてみました。

【直観】推理によらず、直接的・瞬間的に、物事の本質をとらえること。「-的」「心理をーする」

【直感】理性を働かすというより、感覚的にただちにとらえること。「-を働かす」「駄目だとーした」

岩波 国語辞典

以前にもブログで「直観」について触れたことがありました。https://matei-life.com/biishiki/

 

カッコウの美しい鳴き声が、女の子の言った「本物」、岩波の辞書が言うところの「物事の本質」を、大切にしなさいよ、と教えてくれたようでした。