授業前の挨拶が消えつつある

まていに

正月休みに、偶然見たテレビの内容にびっくりしました。

タレントが小学校を訪ねて、昔と違うところを発見するといった内容です。

黒板がなくなってホワイトボードになったとか、低学年でも着替える所は男女で仕切るとか。

他にも、こんなことも紹介されていました。

二宮金次郎の像は、薪を背負って歩きながら本を読んでいるのが一般的ですが、最近は、座って本を読んでいる像が登場しているそうです。

歩きスマホがいけないから、同じ理屈なんだとか。

へえー!

驚いたことがもう一つ。

取材先の小学校では、授業前の「起立~礼~着席」の一連のあいさつを辞めたそうです。

強制的だから、とか言っていました。

またまた、へえー!!!!

 

授業前の挨拶について、「児童生徒に、先生に対する服従を強制している」なんて、思ったことはなかったので、驚きました。

よく言われているような「規律を正す」や、「メリハリをつける」といった表面的なものでもないと、私は考えています。

私が非常勤講師として授業をさせていただいている上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)は、授業の前に、きちんと挨拶をします。

私は、内田樹氏が武道の礼の意味について述べていたことに大変共感しました。

授業前の挨拶についても、私なりに内田氏の述べていたことをかみ砕いて、学生たちにその意味を伝えています。

それは・・・

「今、ここ」を肯定すること。

「今、ここ」を肯定できなければ、自己肯定感だって持てないでしょうし、辛いことにも意味を見出せないと思うのです。

 

常識は変わるものです。

授業前の挨拶については、やめた方がいいと考える教職員がいらっしゃるのも承知しています。

今後、小中学校で、授業前のあいさつを取りやめる動きは広がっていくのでしょうか。

注視していきたいと思っています。