全盲のヨットマン岩本光弘さんの著書「見えないからこそ見えた光」を読み始めました。
10ページも読み進めないうちに、泣けるほど心が揺さぶられました!
この行で、ざっくりと何が書かれていたかを紹介しようと思って、何度かタイピングしましたが、やはり、薄っぺらくなってしまいそうなので、きょうはやめておきます。
この本を、松本の大型書店で探しました。
「ヨット・ボート」のコーナーにあったのには驚きました。
帯に「この本は、人生に悩む全ての人の救命ボートだ!」とニュースキャスターの辛坊治郎氏が書いてありました。
出版社は「ユサブル」です。
おススメです。
父が植えたタニワタリの木が花を咲かせています。
父の教え子さんが訪ねてきてくれました。
お会いするのは、私が小学生の頃以来です。
私が小学生の頃、家によく遊びに来てくれて夕飯を一緒に食べました。
「お兄ちゃん」と呼んで、私は嬉しくて大はしゃぎ!
ある日、「お風呂に入って帰ればいい」ということになって、「お兄ちゃん」が我が家のお風呂に入ってくれました。
嬉しくてはしゃぎすぎて、私がお風呂の扉を開けてしまいました。
その時の、驚いた「お兄ちゃん」の顔が、ずっと私の頭にありました。
「いけないことをしてしまった」という気持ちを、ずっとずっと持ち続けていました。
きょう、ようやく謝ることができました。
が、「お兄ちゃん」はまったく覚えていなかったようです。
これからは、「お兄ちゃん」に安心してお会いできます。
きょうは、死んじゃうと言われていた叔母が退院したり、帰りに車が動かなくなってレッカーを呼んだり、濃い一日でした。
全てひっくるめて、「感謝」です。
最後に、岩本さんの本のこの部分だけご紹介します。
私は「感謝」の反対語は不平や不満ではなく、「当たり前であること」だと思っています。「当たり前」にあらゆるものが存在するということはとても怖いことです。その「当たり前」は決して「当たり前」ではないということに気づく、それが非常に大切なことなのです。