外出自粛ならばと、厚い本を読み始めました。
タイトルは「井上成美」
太平洋戦争で第四艦隊司令長官、その後、海軍兵学校長。
しかし晩年は、清貧を貫き、近所の子供に英語を教えたといいます。
僧侶のエリートコースを自ら降りて、清貧生活をしながら子供と遊んだ良寛さんと通じるところがあります。
本を読んでいるだけで、こちらの背筋がピンと伸びる思いです。
井上の死後、自宅に聖書が残されていたそうです。(井上がクリスチャンだったかどうかは不明)
井上がしるしをつけた部分が紹介されていました。
あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えてくださるのである。
コリント人への第一の手紙十章十三節
新型コロナウイルスという試練。
耐えられるように、のがれる道も備えてくださる。
それを信じて、強くいこう!