いくつになっても子は子

まていに

母親の通院に一緒に行きました。

私は、待合室にあった絵本を読んでいました。

1歳くらいの歩き始めたばかりの可愛い赤ちゃんがいて、私の近くにトコトコと歩いてきました。

すると、隣にいた私の母が、赤ちゃんに向かってニコニコと話しかました。

「おねえちゃんが、ご本を読んでるよ。」

 

「おねえちゃん」って、私のこと?

ちょっと、待って!

赤ちゃんのお母さんより、どう見ても私は年上だよ!

言うなら「おばちゃん」でしょ!

母の口から、娘である私を「おばちゃん」と言うには、かなり意識をしないとダメだったようです。

 

そういえば、杖をついてヨボヨボと歩くお婆さんが、先をスタスタと歩く息子に向かって、「転ぶなよ!」って声を掛けるって話を聞いたことがあります。

いくつになっても親は親。

いくつになっても子は子。

親の愛情を受けられる時を、大切に過ごしたい。