行きたくない方へ行っちゃう不思議

あがり症

ヴァイオリン教室に行ってきました。

弓の持ち方にすごく苦戦しています。

握りすぎてしまって、力が弦の方へ効率よく伝わっていないので、矯正中です。

弓を持つ右手の小指は、力を入れてはいけません。

しかし、力を入れちゃダメと思えば思うほど、右手に意識が集中して、右手の指全部に力が入ってしまいます。

 

ベストセラー作家の喜多川泰さんが、同じようなことをおっしゃっていたのを思い出しました。

喜多川さん、カヌーをやるそうです。

カヌーをやっていて、目の前に岩が迫ってきた時の「カヌーあるある」のお話しです。

岩にぶつかっちゃいけない、と、岩を凝視すればするほど、岩に近づいていってしまうそうです。

 

私にも、自転車に乗っていて同じような体験があります。

側溝があると、手に力が入ってしまって、フラフラと側溝に近づいていってしまう・・・

 

あがり症の人も同じです。

「あがっちゃいけない」と思えば思うほど、あがりに意識が持っていかれてしまい、あがってしまいます。

その、気持ちのコントロールは、あがり症克服協会の講座でお伝えしています。

 

人生も同じかも。

否定的なことばかりを頭で描いていると、そちらへ寄って行ってしまう。

そうならないためにも、笑って一日のスタートを切って、笑って夜の眠りにつくように、心掛けたいと思います。

おやすみなさい。