「あっ」と感じる春を言葉に

まていに

きょうの長野は雨。

長野インター近くで、ふきのとうが、顔を出していました。見間違いではないと思います。

そうした視覚的な春の感じ方とは違う、なんとなく体で感じる春があります。

それは、私個人の感じ方だと思いますが、鼻の奥というか、心臓なのかわかりませんが、春特有の波動のようなものです。

ある瞬間、「あっ」って思うので、その瞬間が過ぎてしまうと表現のしようがないのですが・・・。

表現のしようがないと言いながらも、あえて、言葉にすると、冬が終わる喜びのような、物悲しさのような、なつかしさのような、土の匂いのような、ビールとふきのとうを食卓に並べた夕方の喜びのような、Jリーグがもうすぐ始まるぞと待つワクワクのような、飼い始めたばかりの子犬が春の朝に目覚めた声を聴いた時のような。

言葉が見つからないために、表現が、次第に感じた時の具体例になってきてしまいました。

そんな春の気配を感じる「あっ」を、これまで、まだ春遠い1月に感じたなんてことはなかったのです。

今年は、きょう「あっ」って感じました。暖冬なんだなあ。