配慮が至らず・・・

音訳

音訳ボランティアグループ「やまびこ会」が、毎月、視覚障害の会員さんにお届けしている「ボランティアかわらばん」

今回の音訳は私が当番でした。

CDの本編に入る前に「会員さんへのお知らせ」を入れてほしいと依頼されて、連絡事項を吹き込みました。

お知らせは、「〇〇の音訳CDが完成しました。ご希望の方にはお送りします。」といったご案内です。

私は「最初にお知らせです。・・・・」という言葉で読み始めました。

 

後日、CDを聞いた「やまびこ会」の会長さんから、ご指摘をいただきました。

「一番最初に“ボランティアかわらばん”とアナウンスしないと、このCDが何のCDか、会員さんはわからないわよ。」と。

そうだった・・・

家にCDが届く。

何のCDかは文字で書かれていても、視覚からの情報がない人は、CDを再生してみるまでわからない。

それを忘れてしまっていました。

寄り添おうと思っても、想像力が足りない。

申し訳なく思うことばかりです。

 

篠ノ井線の車窓から眺める姨捨の棚田も黄金色に輝きはじめました。