冬支度

言葉

朝、霜が降りるようになりました。

実家でも、小さな畑を耕して、ダイコンを掘って。

土が凍みてしまうので、ネギを抜いて再び土にいけたりと、畑も冬支度です。

 

畑仕事にまつわるものには、その土地の方言がつきものです。

親は方言という自覚はないものの、信州・松本の方言が次々と口から出てきます。

冬支度の最中に飛び交った方言を少しだけ書き出してみます。

 

「ダイコンこがなきゃ

「ネギこいできて!」

こぐ=掘って収穫すること

 

「畑を起こしたら、こごりのままの方がいい」

起こす=掘り起こす・耕す

こごり=塊

(塊のままにしておくと、そこに冬は霜柱がたって、春先はホカホカの土になります。丁寧に塊を崩す必要なはいというアドバイスです)

   

「エンドウ撒くのもいいけど、手ぇくれるのが大変でね。一緒にやってくれる?」

手をくれる=ツル植物のための支えを設置すること

(エンドウなどは、冬に種をまいておくと、来年の収穫量が多くなるそうです。)

  

「そこにあるしゃあくしまってちょうだい」

しゃあく=柄杓

 

畑を耕すと、電車に乗って車窓から見える畑も気になって見てしまいます。

「まだネギこいでないなあ」とか

「きれいに起こしてあるなあ」とか

意識を持つと、見ている景色も変わる。

意識を持たないと、見逃しているものがた~くさんある。

 

きょうは、車窓から、雨でしっとりと濡れて収穫を終えた畑の景色を通勤途中に見ながら、師走になったことを実感しました。