笑顔が苦手ならば

伝える

笑顔ができない人、けっこういらっしゃいます。

どうして笑わないんだろう?と思っても、笑顔が苦手なんです。

心では笑顔になっているんです。

私は、最近になってそういう人がいることに気づいたんです。

笑えばいいじゃん、と簡単に考えていたんです。

でも、話しながら笑顔になることは、けっこう難しいし、そのことに悩んでいます。

社会人になって、会議の報告や日常の仕事でも、ポーカーフェイスの人がいて、私も見習おうとしたことがあります。

でも、できませんでした。

私は逆に、ポーカーフェイスが苦手です。

 

発達障害で笑顔が苦手な栗原類さん(モデル・タレント)の本の中で、栗原さんのお母さま泉さんが類さんに向かって伝えた言葉が載っていました。

笑顔ができないならこそ、嬉しい気持ちは言葉にしないと伝わらない、ということを教えてきたそうです。

表情で伝えられなければ、言葉で伝えることは大切になります。

 

私の授業では、「顔の筋トレ」と称して、表情筋を動かす練習を取り入れています。

最近、その成果が出てきています。

表情がとても豊かになっています。

もちろん、クラスの温かい雰囲気のおかげもあります。

学校で学ぶことは、素敵ですね。