きのう日曜日、北安曇郡池田町に先月7月11日にオープンしたワイナリー、“DOMAINE HIROKI 弘樹”を訪ねました。
建設中から気になっていたのですが、ついに完成!
斜面に広がるブドウ畑、そこにポツンと西日を浴びて輝く素敵なワイナリー。
醸造責任者の方から説明を受けながら自社農園で収穫したブドウで造ったワインを5本購入しました。
購入したワインは、ワイナリーが完成する前の仕込みなので、県内の別のワイナリーで造ったそうです。
私が訪れた時は、お客さんがいらっしゃらなくて、店にいた若い男性社長さんが、とても柔和な表情をで「中を見ますか?」と声をかけてくれました。
是非!と中に入ってみると・・・
真新しいステンレスのタンクが収穫の時を待っていました。

樽も真新しい!
写真を撮ってもいいですよ、と、私がお願いする前に言っていただき、撮影させていただきました。
「ここでコルクで栓をしてラベルを貼るんです。」と、秋以降の作業に期待に胸を膨らませながら語る社長さんの様子に、こちらまで心が躍りました。
社長さんは、とにかくキラキラ輝いていました。
実際にお会いしてお話しを伺うと、私も一緒に見守りたくなります。
これが、実際にお会いして感じる空気で、その空気に人は共感するものだと思いました。
もし、この社長さんがweb上で語り掛けてくださったとしても、あのキラキラと希望に胸を膨らませる感じは伝わりづらいだろうなあ。
家に帰り、早速、「高瀬川メルロー」をいただきました。
社長さんが、醸造したワイナリーから持ち帰る時、一本一本キッチンペーパーでラベルを保護して大切に運んだそうです。
大切に造られたワインです。
西日を浴びて立つワイナリーを思い出しながら口に含むと、池田町の美しい自然の中で育ったブドウの味を強く感じました。
私が生まれた場所は池田町です。
郷土の優しさと美しさを感じる味でした。