昨日、山形県酒田市のスーパーマーケットで、パッケージが目に留まり、写真の納豆を購入しました。
デラップス鳩納豆
「デラップス? デラックスの間違いじゃない?」
デラップスって何だろう????
売り場のポップを見ると「デラップはと納豆」と書かれていました。
「ス」が抜けてます。
レシートにも「デラップはと納豆」
デラップス?デラップ?
謎は深まるばかり。
90グラム入っていて、80円。
3パックセットで売っている納豆は、1パックが40グラムから45グラム入りですから、1包は、その倍入っています。
納豆を購入し、帰路の途中、意を決して、納豆を造っている矢萩食品さんに電話をして尋ねてみることにしました。
「はい?」
電話に出たのは、声の感じでは、初老の男性。
電話番号を間違えてしまったのかと心配になり、「・・・あの、納豆のメーカーさんですか?」と恐る恐る尋ねると、そうです、とのこと。
【電話受付の方が電話に出る→広報に電話が転送される→広報担当者が疑問に答えてくれる】・・・電話する前、こういう展開を想定していたのですが、電話口の男性の口調から、全てをお一人で担っているらしい雰囲気が漂ってきました。
そこで、デラップスって何かを訪ねました。
すると、なまりまじりに、「よく、お客さんから“デラックス”の間違えかって聞かれるんですよ(笑)デラップスは紙のメーカーなんです。」と、快く教えてくれました。
関西にある納豆を包む紙のメーカーさんのお名前だそうです。
「お忙しいところ、ありがとうございました。」と、お礼を申し上げて、電話を切りました。
なぜ、紙のメーカーの名前を印刷したのか、なぜ、鳩納豆なのか、など、疑問は次々と湧いてきましたが、お仕事中で失礼かと思い、それ以上の質問は控えることにしました。
きょう、早速、いただきました。
納豆は、強く糸をひいて、さすが、創業明治19年と書いてあるだけのことがあって、昔からの、これぞ納豆!という美味しさでした。
マイクロプラスチックが環境問題となっています。
このデラップスは、環境にも優しい包装です。
デラップスを調べると、全国にいろいろな会社があるらしく、関係者にとっては、知っていて当然だったのかもしれません。
デラップスの歴史についても、詳しく知りたくなりました。