父親がっかり、泣く子供

まていに

飯綱町の朝・・・

銀世界でした。

車中で、夫と私の父親の思い出話しに大笑い((´∀`))

どちらの父親も、子供が喜ぶだろうと思ってやった言動に対して、子供(当時の私たち)が大泣きしてしまい、父親ががっかりした、というエピソードです。

以下、それぞれ、小学校入学前の頃の父親のお話しです。

夫の父親がっかり編

息子が喜ぶだろうと、黄金バットのマントが当たる懸賞に応募したお父さん。

めでたく当選し、マントが家に届きました。

当時の夫「わーい!黄金バットのマントだあ!」

お父さん「すごいぞ~! これを着けるとビューンとお空に飛んでいくんだぞー!」

当時の夫「・・・エーン(大泣き) やだー、お空にとんでくのやだああああ」

それから、マントで遊ぶことはなかったそうで、当時のお父さんの「がっかり」を、今思うと・・・

可哀そうなことをしてしまったと、夫は思い出しています。

でも、本当に空に飛んでっちゃったら困ると思ったそうです。

私の父親がっかり編

カセットテープレコーダーが、初めて我が家に登場!

父親はお得意顔で、茶の間でお披露目。

父親「さあ、このボタンを押してごらん・・・」

再生ボタン(ピアノの鍵盤みたいなスイッチでした)を押すと・・・

知らないおじさんの声が聞こえてきました。

(知らないおじさんの声)「ようこちゃん、いい子にしてるかな?」

私「・・・エーン(大泣き)怖いいい!」

父親は、私が喜ぶだろうと、誰かに声を吹き込んでもらって帰ってきたんだろうと思います。

それなのに、機械からの知らないおじさんの「ようこちゃん」の声に、怖くなって大泣きしてしまった私・・・

録音はまだ続きがあったんだと思いますが、あまりの私の怖がりように、そこでスイッチを切って、しょぼんとしていた父親を思い出しました。

 

皆さんも、似たような思い出もあるでしょうし、父親のみなさんも、そんな経験もあありかと思います。

年月が経っても、これだけ覚えているということは、大人になった今、「父親に対して悪いことしちゃったな」という反省と共に、父親の愛情を感じる出来事として刻まれている証拠でしょう。

つくづく、「お互い、父親の愛情をたっぷり受けていたんだね」って、大笑いしながら、感謝感謝のドライブとなりました。