朝の通勤列車の車窓から、黄金色に実った麦畑が見えます。
しなの鉄道沿線、千曲市あたりです。(写真はそれとは違いイメージです)
麦は、米に比べて、開墾した土地でも育て安い。
そのため、麦を主食とする西洋では「自然を支配する」考えが広まったとか・・・。
一方、米は天候によるところが大きい。
そのため、稲作文化の日本には「自然に従う」思想が根付いているとか・・・。
誰の著書だったか忘れてしまいましたが、文化人類学の本で読みました。
収穫を待つ黄金色に輝く麦畑、光を反射してキラキラ輝く水田を見ながら、自然への畏敬の念を持つ日本っていいな、と思いました。