1日限りの安楽寺の秘仏公開

まていに

上田電鉄別所線が、台風災害から1年5か月ぶりに全線開通しました。

台風災害で赤い橋が崩落した姿は、痛々しかった。

その橋の修復工事が終わったのです。

きょう、お客さんを乗せて走る別所線を沿線で見ました。

来た来た!!!

ヘッドライトの明かりが見えて、次第に近づく列車に心が躍ります。

嬉しくて、思い切り手を振りました。

乗っていたお客さんが、私に手を振り返してくれて、みんなで一緒に喜べるっていいなって思いました。

 

別所線の全線再開に合わせて、別所温泉にある安楽寺の秘仏が、きょう一日だけ公開されるというので、訪ねました。

国宝・八角三重塔の内部に安置されている大日如来が一般に公開されるのは、係の方に伺うと「始めて」とか。(研究のためなどの限られた人への公開はあったそうですが)

とにかく、一般の人が目にすることは、100年以上なかったそうです。

三重塔の扉が開かれていて、塔の外から見るようになっていました。

アイドルの握手会のように、一列に並んで、扉の前に進んだところで、正面から大日如来を見るようになっていました。

安楽寺は、パンフレットによると「曹洞宗」。

密教の本尊の大日如来が、どうして禅寺にあるの?

ちなみに、国宝八角三重塔は1290年に建立されたことが、最近の研究で証明されたそうです。

安楽寺の歴史はそれよりも古いようです。

塔の中が暗くて、大日如来のお顔がよく見えませんでしたが、智拳印を結ぶ揺るぎない力強さの佇まいに、「かっこいい」と心の中で声をあげてまいました。

奈良の円成寺の国宝の大日如来座像と佇まいがよく似ていました。

  

きょう私は、別所線には乗りませんでしたが、こうした形で再開をみんなで喜ぶことができて、本当に良かったです。