今朝の通勤電車。
私の向かいの席に、若い女性2人が座りました。
高校生くらいの年頃です。
A子:「きのうずっと泣いてた・・・」
B子:「きょう、来ないかと思ったよ」
A子:「そう思ったけど、テストがあるし、お母さんに怒られると思って。クスン・・・」
B子:「泣かない、泣かない(なでなで)」
どうやら、A子さんは嵐の熱狂的なファンらしいのです。
きのうの嵐の活動休止の電撃発表はかなりショックだったようです。
何気なく聞いていると・・・
会話の端々からA子さん、B子さんは「ウエジョビ」の学生のようです。
私が通うウエジョビ(上田情報ビジネス専門学校)には350人を超す学生がいますから、学科が違うと、知らない学生もいます。
すると、前でクスンと悲しんでいた女子学生A子さんは、涙声で、こんなことを言ったのです。
A子:「きょうも、あいさつ、頑張る! 悲しくて‟おはよう”と言うことろを、‟さようなら”って間違えちゃうかもしれないけどね(苦笑)。」
私は、うれしくなりました。
ウエジョビは、「本物のあいさつをする」ということを大切にしています。
笑顔で、大きな声で、心を込めて・・・
学生たちに伝え続けていたことが、きちんと育まれていました。
A子さんは、とても、笑顔であいさつする気分にはなれないでしょう。
でも、頑張る!と言っていました。
あいさつは、頑張ってするものではないかもしれません。
でも、私は思いました。
辛い時、あいさつを笑顔でしてみると、ほんの1ミリでも前向きになれるかもしれません。
A子さん、友達に頑張ってあいさつしたかな?
がんばって挨拶すれば、友達から、優しさのプレゼントをもらえたはずです。
「“あいさつ”という当たり前のことを、学校で教えてるの?」といった外部の方の声もあります。
でも、ウエジョビは、本物の挨拶に取り組んでいるのです。
まわりの世界が変わるはず。
幸せにつながることを願って・・・。
きょうは、朝から嬉しくて、私も心を込めて、学生にあいさつしました。