力を抜いて

まていに

力を抜くことは難しい・・・。

野口体操 からだに貞く(きく) 野口三千三著を読みました。

著書によると、人間の体は、皮の中にチャポンと液体が入っているとイメージするのがいいそうです。

そんな意識で、散歩に出かけました。

足の裏で大地を感じて・・・

家に戻り、ヴァイオリンを弾きました。

ヴァイオリンが鳴るのではなく、「皮の中にチャプチャプとしている私のからだ」が響いている気持ちでやってみました。

音がちょっとだけ良くなりました。

肩の力が抜けたんだと思います。

新社会人たち、きょうもお疲れさまでした。

無意識に肩に力が入っていたと思います。

チャプチャプとした体をイメージして力を抜いてみてください。

そのイメージが体感できると、生卵も立てることができるとか、著書に書かれていました。

卵が立つ時のあの感じ。あれは卵自身のもつ重さから受ける感じだろうと思います。卵は立つのが当然の如く立っている。それでいて別に重さに耐えているという感じではない。

(中略)

ちょっとの力で卵が倒れるということは、常識的には不安定ですけれも、逆の見方をすれば、ちょっとの力で動くことができるということです。

 これは人間にとっての立ち方のもっとも基本じゃないでしょうか。

(中略)

「立つということは、そのものがそのものとして本来もっている在り方をするようになることである」

野口体操 からだに貞く 野口三千三

やってみましたが、生卵は立ちませんでした。誰でも立たせることはできるそうですが。


散歩の途中に見かけたサギは微動だにせず立っていました。

立ち方を知っているから、ずーっと立っていられるし、獲物を見つければ瞬時に動くこともできるのかなあ。

さあ、あすは上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)の入学式です。