ある経営コンサルタントの方が「おもしろい」と言っていたという本を読みました。
「天才を殺す凡人」北野唯我著 です。
この世界は「天才」「秀才」「凡人」でできていて、それぞれの相関関係が物語形式で語られていました。
なるほど、と思った部分がありました。
それは、凡人の最強の武器は言葉、「自分の言葉」というくだりです。
物語では、社内の会議に出席した凡人代表の主人公が、いつもだったら「広報の進捗状況は・・・・」で報告を始めるところを、自分の言葉を紡いでいき、プレゼンを成功させるシーンが描かれていました。
主人公は、「小学生でも使うかどうか」で自分の言葉を見つけていました。
いるいる、会議でそういう発言ができる人って!と思いました。
さて、きょう、音訳ボランティアで春の五言絶句をお読みしました。
春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の雨
花落つること知る多少
春暁 孟浩然
さて、長野はあす雪が降るという予報ですが、“花落つること知る多少”